物置小屋

いろいろ置いてく。

日曜日のかけそば一杯300円

駅近くの横丁にある、

厨房とその回りを囲むカウンター席だけの蕎麦屋にかけそばを食べにいった。
食べてる途中でおじさんが入店してきて、
ロングの缶ビールと揚げさんだけを注文し、
缶ビールをコップに注いで一口飲むと、
「ここで飲むビールが一番うまい」とカウンターごしにおばさんに向かって言っていた。
常連さんなんだろう。
しばらくすると、小皿のなかの五枚ほどあった揚げさんを一枚だけ残して缶ビールはほとんど残して、さっと出ていった。
厨房におばさんは二人いて、
一人は缶ビールの重いのを確認して「あら大分残して」みたようなことをいい、
もう一人は「いつもなのよ」といっていた。

 

そのおじさんが入店してから退店するまでの短い間に、別のおじさん客が、すでに何か一度食べ終わった後だったようだが、厨房のおばさんに、お持ち帰りなのかその場でまた食べるのかわからなかったが(最後まで見届けずに自身も退店したため)、口頭で天ぷらを何種類か注文しようとして数を伝えたり値段を聞いていたりして、おばさんも答えていたのだが、話の終わりには券売機でお願いしますと伝えていた。

そう言われておじさん(おじいさんと言ってもいい)は券売機に向かうのだった。

 

駅近くの横丁の蕎麦屋での一景であった。

 

(感想はとくになし。かけそばはうまかった。)

おれと一緒にアイスランドにいかないか

おれと一緒にアイスランドいかいか

アイスランド薄氷の上をおそるおそる歩こう

青い光しか反射しないアイスケイブ(氷の洞窟)の

なかで寝転がろう

アイスランドの寒さと美しさのただなかに行けば

おれらが今この地にいることで否応なく受け取ってしま

頭のなかの幾多のノイズはきれいさっぱりと消え失せちまうだろう

追記:防寒具を装備すれば、寒いのが嫌いなあなた大丈夫

身体は暖かく、頬には冷たい風があたる。それは心地よいだろう。

ベーコンインザスカイ

西の空をふとみると何か巨大なものみえるではないか

なんだあれは

あれはベーコン

巨大なベーコン

幾重にも重なった正真正銘のベーコン

鈍い光を放つ白い脂の入り混じった薄赤い肉の塊

それがベーコン

それが飛んでいる

なぜだか太陽からの熱が異常なほど増して

空中でじゅうじゅうとこんがりと端から焼け始めている

地上にベーコン肉汁が降り注いでいく

ベーコン イン ザ スカイ